「まずい時にまずいところに」いたために、代々、イェルナッツ家の人々は辛酸をなめてきた。
われらが太っちょスタンリーもまたしかり。
無実の罪で、砂漠の真ん中の矯正施設にぶちこまれ、残酷な女所長の命令で、くる日もくる日も、焼ける大地に〈穴〉を掘る。
けれどもついに、決死の脱出。どこかにあるかもしれない〈約束の地〉をめざして、スタンリーは黒人少年ゼロとゆく。
五代にわたる不運をみごと大逆転する少年たちの、友情とプライドをかけた冒険物語！

ストーリー展開がお見事！って感じで、一気に読めてしまいます。
本の厚さで「無理！」って判断しないで一度手に取ってみては？


ISBN　9784062096454
出版社　講談社
判型　4-6
ページ数　310ページ
定価　1600円（本体）
発行年月日　1999年10月